男は見た目も中身も大事よ・・・。パイン先輩から学ぶ

皆様はパイナップルと聞くとどのようなことを想像しますか?

 おいしいというのはもちろんですが、私が真っ先に思い浮かんだのは、食べ過ぎると口の中が痛くなるということです。また酢豚になぜ入っているのだろうか?と不思議がっている方もいるのではないでしょうか?

その疑問にもお答えしたいと思います!!

今回は「パイナップル」についての魅力をお伝えしたいと思います。

 

 

パイナップルの歴史

 コロンブスが2度目の航海の際に上陸した島で発見したのがパイナップルでした。

 上陸した村落にののものけの殻となった小屋に器で盛られた「形は緑色の松かさに似ているが、松かさよりずっと大きく、触感はとろりとしていてメロンに似ているが、いくぶん歯ごたえがあり、メロンより味も香りもはるかに甘い果実」が残されていました(名前の由来 pine(松かさ)apple(果実))

 ヨーロッパ人はその果実に魅せられていると同時に、その姿かたちとウロコが寄り集まったような奇妙な外皮にも惹かれました。

また、パイナップルの外皮(らせん模様)はフィボナッチの数列の一例であり、その果実は自然が作り出した魅惑的な姿かたちであったのです。

※隣り合うふたつ数の和が次の数に等しい数列

 私の場合は、最初にパイナップルを見たときは恐怖心を覚えました。トゲトゲしい感じがなんとも言えない恐怖でしたね。

食べてみたら最高に美味しかったのですが、何個も食べ続けていくうちに舌が痛くなりました。「なぜこんなに美味しいものを食べていて痛くなるのか」が理解できず、また少しトラウマになってしまいましたね。

 「見た目ではなく、中身。ただ、中身に甘えすぎると自分がケガをする」という人生にとって大切なことを、教えてくれる貴重な果物だと思います。

 

コロンブスによって1493年に「発見」されたとされるパイナップルですが、原産地はアマゾン川中心流域であると考えられています。

日本には江戸時代末期にオランダより伝わったとされています。

 

 

パイナップルの収穫

 

パイナップルは収穫になんと約2年の期間が必要です。

パイナップルは1個の果実ではなく、多くの果実から成る集合果であり、それぞれ100個以上の小さい果実からできています。

実の色が鮮やかな色になり、パイナップルの熟した香りが漂えば収穫可能です。

ひねってから手前に倒すと比較的簡単に収穫可能です。

 

パイン

 

パイナップルの健康

パイナップルの甘酸っぱさはクエン酸によるもので、食欲増進効果が期待されます。さらにたんぱく質分解酵素のブロメラインを多く含むため、胃液分泌を活発にして促進します。

ミネラルでは骨や関節を強くする働きがあるマンガンが豊富です。また銅も豊富なため血管機能正常にしてくれます。

糖質の分解を助け代謝を促すビタミンB1が多く、ビタミンB2ビタミンC,クエン酸により疲労回復や老化防止の効果が期待できます。

生果のビタミンCは、缶詰の約4倍。マンガンは缶詰のほうが多いです。

 

エネルギー 53    【kcal】
水分 85.2 【g】
タンパク質 0.6   【g】
脂質 0.1   【g】
炭水化物 13.7 【g】
マンガン 1.33 【mg】
ビタミンB1 0.09 【mg】
ビタミンC 35    【mg】
食物繊維総量 1.2   【g】
  • ※生・可食部100gあたり
  • ※日本食品標準成分表2019による

 

食べ過ぎには注意が必要ですよ!とにかく口の中が荒れます。

これはパイナップルが含む「シュウ酸カルシウム」による影響です。

 

また、ブロメラインは肉を柔らかくしてくれる効果があります。これが、酢豚にパイナップルを加える理由・・・なんだと思います。

※ブロメラインは加熱するとその効果は得られません。作用を生かすなら生のものを使用し、加熱時はできるだけ短く、60℃以上の過熱はしないこと。(缶詰ではその効果は期待できない)

 

 

パイナップルの見分け方

全体が黄色くなり、強烈な甘い香りがすると食べ頃です。

パイナップルを選ぶポイントは

  • 葉が長すぎない
  • 葉の色が濃い(枯れてない)
  • お尻がつぶれていない(全体的に丸みがある)
  • 重みがある
  • 香りが良い

パイナップルは果樹で熟したものを収穫しているので、すぐに食べられます。追熟はしません。

 

 保存方法としては、熟しているものは6~8℃の環境での保存が最適です。新聞紙にくるんで、冷蔵庫の野菜室に入れておくと2~3日の保存も可能です。

お尻のほうから熟していくため、葉っぱを平らにカットし、逆さに立てておくと甘さが全体的に広がります。

 

果皮が固くてトゲがいっぱいで切るのが不安という方へ。

「大丈夫だよ。意外と大丈夫だよ。」

どう切るかは、切ってみるときに考えてみるのも面白いと思います!

※果皮のトゲが気になる方はタオル等を使って抑えましょう。

 

最後に~パイナップルとは~

「果物の王様」と称されるパイナップル

王冠を思わす強く美しい葉、鎧を纏っているかのような果皮、ジューシーな果実、そして食べた者を痺れさせる。

まさに男が憧れる果物ではないでしょうか?

 

ただ、生の場合は廃棄率も45%と高いです・・・。葉とか果皮とかの約半分が食べられずに捨てられるんですね。

※日本食品標準成分表2018による

廃棄率・・・食品成分表における通常の食習慣のもとで一般通念では食べない廃棄部分の重量を食材の総重量に対する比率で示した数値

 

結局、美しい王冠も、堅い鎧も必要ないってことですかね。

それとも、食べてもらえるように己の外見を磨いているのか・・・。

 

どっちも深い!一生食らいついていきます!パイナップル先輩!!

パイン先輩

パイン
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