小さい果実に大きいポテンシャル!『ブルーベリー』について

 

皆様は『ブルーベリー』と聞くと、何をイメージしますか?

ブルーベリーといえば『目に良い』というのは有名ですね。そこにも注目ですが、まだまだたくさんの健康効果が期待できます!!

今回はブルーベリーについてみていきましょう!

 

ブルーベリーについて

 ブルーベリーは北アメリカ原産のツツジ科スノキ属の小果樹で、ハイブッシュブルーベリー、ラビットアイブルーベリー、ローブッシュブルーベリーの3種類があります。

 

  • ハイブッシュ系:暑さに弱く、冷涼な土地で栽培
  • ローブッシュ系:野生種で北米や北欧に自生
  • ラビットアイ系:成熟途中の色づき始め頃に、果頂部がうさぎの眼のように赤く色づく

 

 ハイブッシュブルーベリー及びラビットアイの2種は、野生種を改良し栽培品種を作り出したものであり、2大栽培種となっています。

 ローブッシュブルーベリーは、ワイルド(野生)ブルーベリーと言われているように、自生する野生種を管理して商用的生産をしている。

 

 ブルーベリーの名称はこれらの総称の一般名で、分類学上の単一種名とは一致していません。

 

 スノキ属には北半島に150余種があり、ブルーベリーのほかにクランベリー(ツルコケモモの栽培種)、ビルベリー(ホワートルベリー)、ハックルベリーなどが含まれます。

 

 アメリカ大陸では、野生種のブルーベリー、クランベリーの果実を古くから先住民が食用としていました。1600年の新大陸発見後、ヨーロッパから移住した人々も野生の果実を採取して生活したといわれ、特に食糧飢饉の時代には、命をつないだ重要な食物となったそうです。

 

 古くから野生の果実を収穫していたアメリカ、ヨーロッパでは夏の時期、家族皆で山野に入り一年分の果実を採取してジャムや乾果に調製するなど、冬に備えて蓄えていたといいます。

 

 20世紀に入って、アメリカ合衆国農務省(USDA)が野生種のなかから優良な系統の選抜と育種を始め、ハイブッシュブルーベリーとラビットアイブルーベリーの優良品種を育成しました。1930年代後半から主要な果樹の一つとなって栽培が広まりました。ローブッシュブルーベリーは、自生する野生種を栽培管理しています。

現在、品種改良の成果で生食できる優良品種が育成されて、イチゴのようにテーブルフルーツにもなっています。

 

 日本へのブルーベリー導入は、1951(昭和26)年にアメリカ、マサチューセッツ農試から農林省北海道農試へ、ハイブッシュブルーベリー4品種の苗木が贈られたことに始まります。1968年にブルーベリー農園が誕生しているが、営利栽培が本格化したのは1970年代半ばで、統計調査で栽培面積1haと記録されたのは1976年である。1990(平成2)年に栽培面積は180haになりました。1994年8月に『日本ブルーベリー協会』が設立されました。

 日本のブルーベリー市場は、アントシアニン成分を含む果実抽出物の健康補助食品市場が先行したが、今日ではジャムやワインなどの加工品と、ブルーベリー名称の菓子・ドリンクなどの消費が爆発的に増加しています。

 国産ブルーベリーの利用についてみると、生果と加工品とでほぼ国内生産量が二分されている。加工利用の多い道県は、神奈川県・熊本県・北海道で、加工果実の数量では、長野県・岩手県・群馬県・熊本県・青森県が多い。なお、生果(食)の利用比率が多い県としては、新潟県・千葉県・長野県があげられます。

 

 ブルーベリーは果房の成熟度合に差があり、果房内で個々の果実も成熟度合が斉一ではありません。

 

 

ブルーベリー  

 

 

ブルーベリーと健康

健康にとてもよいブルーベリー!

成分をみていきましょう!

 

エネルギー 49    【kcal】
水分 86.4 【g】
タンパク質 0.5   【g】
脂質 0.1   【g】
炭水化物 12.9 【g】
ビタミンA※1  55   【μg】
ビタミンC 9    【mg】
ビタミンE※2 1.7  【mg】
ビタミンB6 0.05【mg】
食物繊維総量 3.3  【g】
  • ※生・可食部100gあたり
  • ※1 β-カロテン当量
  • ※2 α-トコフェロール
  • ※日本食品標準成分表2018による

 

栄養成分の特徴

 

【食物繊維の整腸作用・大腸がん予防】

 ブルーベリー果実は廃棄率が0%で、食物繊維が多いのが特徴です。生果100g中には水溶性、不溶性合わせた食物繊維総量は3.3gを含みます。

 ブルーベリーは果物類中で最高位の食物繊維含量を示し、整腸作用、大腸ガンの予防などにも期待できます。ブルーベリーは、果皮から果肉、種子まで果実を丸ごと食べるので、摂取効率が良いと言えます。ちなみに、種は気が付かないほど小さいです。

 

 

機能性成分

 

【アントシアニンの視力向上】

 ブルーベリーは視力を向上し、疲れ目や夜盲症などの眼精疲労の改善に優れた効果が証明されています。

 このことは、第二次世界大戦中に野生ブルーベリーのジャムを食べていたイギリス空軍のパイロットが、「薄明りの中でも、ものがはっきりと見えた」という証言したことがきっかけとなりました。1960年代にフランス、イタリアの学者により、野生ブルーベリーのアントシアニン色素の研究が進められました。

 アントシアニン色素は、ヨーロッパの野生種ビルベリーから抽出されるブルーベリーエキス成分で、VMA(Vaccinium Myrtirus Anthocyanin)と呼ばれています。

 

 『ものが見える』機能とは、人の眼球内で網膜にものが映るとき、網膜内の受光体であるロドプシンが、光信号の刺激を脳に伝達しているからである。『ものが見えた』と判断するとき、ロドプシンが高速で多量に消耗されるが、アントシアニンの作用でロドプシンの再合成を活性化できます。

 

 ブルーベリーのアントシアニンには、ディルフィニジン・シアニジン・ペチュニジン・マルビジン・ペオニジンの5種類のアグリコンがあり、それぞれの糖(グルコース・ガラクトース・アラビノース)が結合しているので、15種類のアントシアニンが含まれています。

 

 種類・品種によりアントシアニンの種類別割合は異なるが、栽培ブルーベリー(ハイブッシュブルーベリー及びラビットアイブルーベリー)にもVMAと同様、15種類のアントシアニン配糖体が含まれます。

 アントシアニンは日々消耗されるので、1日120~250mgを摂取するのが理想であり、生果実またはジャムで90~180g食するとよい。

 パソコン作業などは眼の酷使につながり、眼精疲労が指摘されているので、ブルーベリーアントシアニンの摂取が注目されています。

生の果実を摂取するよりは、ドライフルーツのほうが食べやすくオススメです。

 

 

【抗酸化作用】

ポリフェノール類には、人の体内の活性酸素(各種のラジカル)に対して、強い抗酸化力を発揮する機能があります。ブルーベリーに含まれるポリフェノール類にはアントシアニンの他にクロロゲン酸・フラボノイドなどがあります。ブルーベリーのポリフェノールは、43種類の野菜、果物類のなかで最大の抗酸化力(ORAC)があると確認されています

 

【美容効果】

成長期の骨の育成を促すマンガンが多く含まれ、ビタミンEも豊富です

 

ベリー

 

ブルーベリーの見分け方

 

ブルーベリーを選ぶポイント(生果)は

  1. 果皮にハリがある
  2. 果皮が青紫色にキレイに色付いている
  3. 大粒の物のほうが甘い

 

〇ブドウと同様、果皮にブルーム(白い粉)がたくさんの残っているものは新鮮です。

 

〇パックに入っているものは、下のほうがつぶれていないかを注意深く確認する。

 

食べ方

ベリー系は基本的に洗わずに食べれます。ただ、虫などが気になる場合は、軽く洗いましょう。洗うと水っぽくなる上に、ビタミンCも流出してしまうため、洗い過ぎには注意です!

 

傷んだものは取り除きましょう。

 

洗って濡れたまま置いておくとすぐに傷みます。

 

 

保存法

 

〇生果は密封容器にいれて冷蔵庫に。あまり日持ちはしません。

 

〇日持ちしないためキッチンペーパーに包んで冷凍するのがオススメ。

 

〇乾燥させると6か月ほど保存可能です。

 

最後に~ブルーベリーとは~

 

ブルーベリーとは・・・

『現代人の強い味方』ですね。

小さい粒に秘められたポテンシャルはとてつもなく大きいですね。

日常生活に積極的に取り入れていき、日々若々しく過ごしましょうか!!

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

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