潤す!体に入った『水』のめぐりについて

 

こんにちわ!

今回は『体内に入った水分は、体のどこに存在し、どのように流れているのか』を見ていきたいと思います。

本記事を見ていただくと、体内における水の働きが理解できます。

 

私たちの体内は、1日に2.5リットルの水※1が出入りしていますが、その水のめぐりについて見てみましょう!

 

※1 1日どれくらい?水と体の関係について

 

 

血管や細胞の壁を通り抜け体中を循環している水

 

 

口から摂取された水は、腸で吸収された後、血液やリンパ液として全身をめぐり、細胞壁や血管壁を通り抜けて、体のさまざまな場所へと分配されます。

 

 

体内の水は大きく『細胞内液』『細胞外液』に分けられます。

 

 

細胞内に存在する細胞内液は、体内の水分の3分の2を占めています。

エネルギー生産、タンパク質の合成、ホルモンの分泌などに関わっています。

 

 

残りの3分の1は細胞外液です。

体内を循環する血液とリンパ液、細胞と細胞の間に存在する細胞間液、頭蓋骨と脳の間に存在する脳脊髄液があります。

 

血液量を維持し、栄養素や酸素を細胞へ運搬したり、老廃物や炭酸ガスを肺や腎臓を通じて排出しています。

 

細胞内液が細胞外液の2倍あるのは細胞外液が減少したときに細胞内液が細胞の外に移動して補う保管庫の役割をはたしているため。

 

 

 

腸で吸収される

各組織に分配される

それぞれの場所を行き来する

尿や便・汗・息から排出される

 

 

3分の2は細胞の中へ

 

体内に存在する水分のうち、3分の2を占める『細胞内液』

 

細胞内に存在し、生命活動を維持するためにエネルギー代謝など重要な働きをしています。細胞外液が不足すると細胞外に移動して補います。

 

 

3分の1は細胞の外へ

 

【 血液 】

 

血液の半分以上は『血漿(けっしょう)』という液体で、その約90%が水分です。ナトリウムイオン・塩化物イオン・タンパク質などさまざまな成分が溶けていて、この水分にのせて体に必要な栄養素や酸素を運んでいます。

 

 

 

【 リンパ液 】

 

全身を網目のようにめぐるリンパ管の中を流れる液体。

毛細血管から血管外にしみ出し、80~90%は再び毛細血管に吸収されますが、残りは体にたまった水分や老廃物をリンパ管に運んでいます。

 

 

 

【 細胞間液 】

 

細胞と細胞の間を『間質』といい、間質を満たしているのが『細胞間液』です。

間質には毛細血管が張り巡らされていて、これを通じて水分や栄養素などのやりとりが行われています。

 

 

 

【 脳脊髄液 】

 

頭蓋骨と脳の間には『くも膜下腔』という隙間があり、『脳脊髄液』が脳を取り巻くように満たし、常に循環しています。

脳や脊髄に栄養を届け、老廃物を回収するほか、外部の衝撃から守っています。

 

 

 

 

浸透圧や心臓のポンプよって水は移動する

 

血液は、心臓が収縮・弛緩を繰り返すポンプ作用によって全身をめぐります。

では体内の水分はどうやって移動するのでしょうか?

そのひとつが『浸透圧』です。

 

濃度の異なる2つの液体が、水を通して電解質(イオン)を通さない細胞膜などで隔たられると、濃度(浸透圧)の低いほうから濃度が高いほうへ水分が移動します。この移動する力が浸透圧です。

 

細胞内液と細胞外液の濃度が同じであれば細胞内外での移動はありません。ところが細胞内液より細胞外液の濃度のほうが低いと、細胞外の水分が細胞内に入ります。

 

逆に、細胞外液のほうが高いと細胞内の水分が外に出ていきます。

 

そのほか、心臓と同じようにポンプ作用によって押し流す『筋力』、上から下に移動させる『重力』によって体内の水分は私たちの体をめぐっているのです。

 

今回は『体内に入った水分は、体のどこに存在し、どのように流れているのか』をテーマに、生命維持には欠かせない『水』を専門用語とともに解説いたしました。

 

まさに体を潤すために日々意識的に水分補給をしましょう!

 

では、いってらっしゃい!

 

 

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